2012/07/27

風景

展示開催中です。

今週末をこえて
7月のおわりの日、火曜日までの展示となります。




展示をみてくれた人が
みている間に思い出したことがあると
話して聞かせてくれたとき、
目の前の人の背景に
その人を大切にしている誰かの気配を感じて

いま目の前に立って、
出会えていることに
すっと、背筋がのびるような
感覚をおぼえました。



夏のおわり、秋のはじめに
閉店を決めたカフェロイテには
毎日、
その場所での時間を大切にしてるお客さまが、訪れます。



それぞれの景色のなかで
小さな家のあるそのひとときも
なにかたのしい、
よいものになるように祈ります。



はじめて訪れるかたにとっても
きっと、居心地のよい
風の通りのよい場所です。




のこりの展示期間も
ぜひ、おまちしております。

2012/07/20

はじまりはじまる。

Dear Our Baby

明日21日、11時からのスタートです。



たくさんの手が、助けてくれて
準備から搬入まで迎えられました。

あたたかい手を取り
関わりあいの中でこの展示の空間を作れたことが
とても嬉しいです。

ありがとう。


そして、
明日から
ロイテを訪れる方たちに
たのしんでもらいながら
この空間が育っていくように、
願っています。




期間中、
スペシャルメニューとして
ハーブティーのご用意があります。

ハーブのブレンドは
cafe leute とnamiotoの友人で
このブログに投稿した作業風景の写真を撮ってくれた
幸島愛さんが考案してくれました。


妊娠中の方も飲むことができるハーブで
この季節の体をたすけてくれるレシピになっていると思います。




今回の展示のDMには


本当におそろしいくらいの偶然を
くぐりぬけて出会えたのだね。
そんな繊細な奇跡の上で
タフに格闘するわたしたちは
たぶんきっと おそらく
どう転んでも素敵だ。


という言葉が入っています。


ゆっくり
お茶を飲みながら
出会えた誰かのことを
思ってもらえたら嬉しいです。

2012/07/17

cafe leute のこと。

leute

ロイテ、と読みます。

ドイツ語で「人々」
家族、友人、恋人…
ひとと、ひとが集って生まれるさまざまなかたちのことを
この言葉であらわすことができるのだそうです。



その名前があらわすとおりに
さまざまな人々が
ロイテのドアを開いてやってきます。


自転車でふらりとくる人
夕食前の日課として訪れるおばあさん
赤ちゃんの頃から知っているちいさなこどもたちや
スーツ姿の男性…



お店には大きな窓があって
季節や、時間帯
お天気によって
射し込む光のかげんや
のびる影の色が変わっていきます。



光と人の雰囲気で

食堂のようになったり
しずかな図書室のようになったり
空間のいろがやわらかく変化します。


淹れたての珈琲
お店で作られる、おやつやパン

季節の飲み物や、
ごはんがテーブルに運ばれてくると
時間がほどけて
やさしいおいしいが、お腹へおちてゆきます。




結びついて 変わっていく
さまざまな景色を
その場所から
たくさん見てきました。



今回の展示は
cafe leute が、わたしたちに声をかけてくれたことから
始まっています。


キッチンから香る匂いや
交わされる会話のなかで

この出会いが
あたたかなかたちで、
届きますように。



狭山市駅、西口を降りて
坂道をゆるやかにくだってくると
図書館をこえた右がわ

お花屋さんの手前
緑の旗のかかるお店がロイテです。

2012/07/12

作業風景

七夕も過ぎて、
展示初日を来週末に迎えました。

たくさんのお店にご協力いただいて、お知らせを置かせていただいています。

さっきから降り始めた雨の匂いが、風にまじっています。

展示の風景も
天気や時間帯で、表情を変えるのではないかなと
想像しています。

2012/07/06

会期についての訂正。

会期について訂正がありますので、
お詫びとともにお知らせさせてください。

ごめんなさい。

展示期間は
7月21日の土曜日から、31日の火曜日までです。
また、初日の21日は11時からのスタートとなります。

途中、二度ほど、お店の定休日である月曜日が
この展示もお休みの日となります。

会場である cafe leute のドリンクやお料理、おやつにはいつも
旬の素材がつかわれていて、たのしむことができます。

期間中、ハンドドリップで淹れられた珈琲などいつものおいしいはもちろん
夏のはじまりのおいしいを
ぜひ展示とあわせてお楽しみいただきたいです。

2012/07/01

namiotoの自己紹介

namiotoは、
naoとmioとnaomiのさんにんの出会いから始まっています。

わたしたちは集まっては
普段の景色の中にちいさな楽しみを見いだしたり
それを大切に感じていることを共有してきました。

わたしたちがよろこびを見いだしてきたほとんどすべてのことは
取り立てて特別なことではなく
日々の中にいつでもある風景だったり、生活の方法だったりします。
それは誰のあいだにもあり
誰にでも触れられるものの中に、いつでもあります。


わたしたちは、
日々というステージのなかで起きた
そのちいさな気づきや、よろこびの再発見を共有する為に
いくつかの表現活動を続けてきました。


季節ごとのよろこびを見つけ出したフリーペーパー「よろこび」の発行や
さんにんで交代にその日一日を三行で表現し続けた「パノラマ」という活動です。
「パノラマ」は三年弱ほぼ毎日綴られて
今では一日一日が集まり、季節や場所を超えていく長い景色を見ることが出来ます。

わたしたちは、日々が大好きなのです。


わたしたちは、
ひとりひとりがもちろんユニークで個性を持った存在ですが
さんにん共通の言葉を持っているように感じています。

そしてその言葉でもっとたくさんのひとりひとりと出会えると感じているし

目の前にいる、そのひとの言葉を聞きたいと感じています。


わたしたちは、これからも
日々のよろこびや
あたりまえすぎて霞んでいる景色から見い出したあかるいものを
共有できる場を作っていきたいです。


そしてその場のなかで
たくさんのひとりひとりと
出会いたいと望んでいます。





namioto