2012/07/17

cafe leute のこと。

leute

ロイテ、と読みます。

ドイツ語で「人々」
家族、友人、恋人…
ひとと、ひとが集って生まれるさまざまなかたちのことを
この言葉であらわすことができるのだそうです。



その名前があらわすとおりに
さまざまな人々が
ロイテのドアを開いてやってきます。


自転車でふらりとくる人
夕食前の日課として訪れるおばあさん
赤ちゃんの頃から知っているちいさなこどもたちや
スーツ姿の男性…



お店には大きな窓があって
季節や、時間帯
お天気によって
射し込む光のかげんや
のびる影の色が変わっていきます。



光と人の雰囲気で

食堂のようになったり
しずかな図書室のようになったり
空間のいろがやわらかく変化します。


淹れたての珈琲
お店で作られる、おやつやパン

季節の飲み物や、
ごはんがテーブルに運ばれてくると
時間がほどけて
やさしいおいしいが、お腹へおちてゆきます。




結びついて 変わっていく
さまざまな景色を
その場所から
たくさん見てきました。



今回の展示は
cafe leute が、わたしたちに声をかけてくれたことから
始まっています。


キッチンから香る匂いや
交わされる会話のなかで

この出会いが
あたたかなかたちで、
届きますように。



狭山市駅、西口を降りて
坂道をゆるやかにくだってくると
図書館をこえた右がわ

お花屋さんの手前
緑の旗のかかるお店がロイテです。

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